あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





子どもの発達を総合的にみてくれるところはあるのだろうか? :: 2015/05/17(Sun)

お部屋で必ずする

ビー玉を人差し指と親指を使ってカラコロツリー。



ウッドビーズの中に混ぜてあったドングリだけを選んで、一つひとつコップへ入れています。

見分ける力をつけ、「つまむ」指先の運動が盛んに行われています。


ビーズと二つの皿を用意してみました。

両方の皿を指し示し、「ここに入れてね」と伝えました。
◯ちゃんは、一つの皿に全部のビーズを入れました。


空いている皿を示し「こちらにも入れてね」と言うと、

両手で皿を持ち上げて、他方へ移し替えすこと数回。
「分ける」は難しいんですね。



人形のマドレーヌちゃんの口元に飲み物?を運んでいます。


ドールハウスの人形の口元にも。


口という器官は食べ物を入れるところだと知っていること。
ミニ食器を用途に合わせて人形と有機的に関連付けて遊んでいること。
「飲ませてあげる」というお世話すること、あるいは協力するという行動が見てとれます。


相手に何かをしてあげる(お世話する、協力する)行動は、人形だけでなく人間に対しても見られ、わたしがカメラとして使っているiPhoneを手渡してくれます。

「取って~」とお願いしているのではないのですが非言語でコミュニケーションを図り、誰のモノであるかについてもわかっているようです。


人形の帽子を手に取りました。
◯ちゃんはどうするか見ていたら、じっとわたしを見つめます。
「ぼうしだね。ぼ・う・し」

すると、少し間があってから下の写真のようにしました!

「そうだね。ぼうしはかぶるものね」


しかも◯ちゃんの頭ではなく、
人形の頭にのせました。


わたしが「ぼうし」と発音したら、◯ちゃんが「・・し、・・し」と、囁き声で発声がありました。

とても、小さな声なのでともすると聞き逃してしまいそうなのですが、◯ちゃんの発声に反応を返すことを大切にしています。


◯ちゃんは、意味のある言葉をハッキリ口にするところはリボンクラブでは観察できていないのですが、

盛んに指差しをする手の運動、お母さんやわたしの言っていることを理解して行動する聴覚の発達からすると、
言葉をしゃべる前の言葉(プリスピーチ)の段階であり、もうすぐしたら飛び出してくるのだろうと思われます。


(参考:国際臨床保育研究所『特別支援保育者養成講座』資料より)



次々に間髪入れず球を転がすようになりました。

動くものを目で追う追視の訓練、
「チーン♪」を聞き、いつも決まった結果に安心感を得ています。

「繰り返し」「いつも同じ」は安心なのです。



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先日、といっても随分前ですが、
虹色教室のナオミ先生からお借りした「アフォーダンスの視点から・・・」の本とDVDを拝見しました。

アフォーダンスの言葉の意味がなかなか分かりずらかったのですが、著者の佐々木正人教授が

「環境が与える行動の可能性」という日本語に置き換えていたので随分わかり易くなりました。

1歳8か月の人間が環境と切り結ぶとき、言い換えれば環境を理解しようとするとき、

主に「見ること」「移動すること」「触ること」が繰り返されています。当たり前と言えばそれまでですが、

見方によっては「こんな風にして周辺世界を理解して、ジブンのものにしていくのかぁ」と感動しますね。

「見ること」は目を止めること、対象を区分し大きさを図ること・・・。
「移動すること」は、関心を示すこと・・・・。
「触ること」は可能性を探ること・・・・。のように見えます。

これに見覚えのあることや、聞き覚えのあることが加わって、あるものは反芻され、コントロールできる対象として認識されていくのでしょうね。

先日「子どもの育ち研究所」の宍戸信子さんが、「子どもが人間に期待することと、おもちゃに期待することは違います」と言っていましたが、この言葉はキーワードかも知れません。

「わたしのすること見ててね」

子どもは、おもちゃに対して自分の可能性を見ているのかもしれません。

「わたしの可能性を見ててね」と言い換えられそうです。 



最近「自己肯定感」という言葉をよく聞きます。それは、子どもの自己肯定感を育てましょうという文脈で語られることが多いのですが、

そうではなくで、私たちは子どもの自己肯定感をどのようにして阻害しているのだろうか?という文脈で使った方がいいのかもしれませんね。

いくつかの写真を拝見して、改めて「教えないことの大切さ・・・」というフレーズが思い出されました。

そして「子どもの中の自然」という言葉も・・・・・。



  1. 2015/05/18(Mon) 16:46:25 |
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  3. ジジより #-
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