あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





話しことばの発達とは? :: 2015/05/29(Fri)


丸みを帯びてきた円錯画。(1歳8ヶ月)

前回より一層 肩の可動域に広がりがあります。




☆ちゃんは、「落ちる」おもちゃの中でも、この見え隠れするハウスクーゲルバーンはお気に入り。

しかし、この日はスロープ部分にとなりのスロープのトレインが置いてあり、玉はストップしてしまいました。
いつものように転がり落ちず、「チーン♪」が聞けません。

どうするのでしょうか?


☆ちゃん、トレインをいつも入っている右側の箱に片付けてくれました!


上手く転がらない問題を1歳の☆ちゃんが解決したのです。


絵本を手にすると、お母さんに手渡しました。
お母さんは読んであげます。

普段から、絵本を持っていけば読んでくれると知っているのでしょう。

ジィーっと絵を見て、お母さんの声を聴いています。

読み終えると、なぜだかわたしにも絵本を手渡してくれます。

わたしも、お母さんと同じように読んでみました。

☆ちゃんは、絵本を使って三者の関係を図っているのでしょうか。


リグノの円柱を穴に入れるのを、お願いしてみました。

もちろん、穴に入れるのは大得意。

半分の高さの円柱をどう扱うか?


半分の円柱を入れた後、まだ入りそうだと判断しさらに一本入れました。

それだと当然、飛び出すのですが、☆ちゃんは一旦入れた円柱を抜き去りました。

アレ? へんだな?

と思ったのかもしれませんね。

それから写真のように、半分の高さの円柱を滑らせて入る穴を見つけていく方法をとりました。


途中でやめることもなく、
もくもくと取り組み全ての穴に入れ終わりました。
☆ちゃんにも「終わり」がわかったようです。

重たい箱を両手で持ち上げ、立ち上がりました。

表情からは「わたしできるのよ」という自信や達成感や気高ささえ伺えます。


一生懸命に取り組んでいるこの写真は、
カードの縦横の向きを揃えているところです。

長さの違いを認識していることがわかります。

手に持ったカード全てを丁寧に「横」に揃え終えると、わたしに手渡してくれました。

このときも、静かにもくもくと取り組みます。
集中する時間や事柄が増えてきました。


もちろん、「やりたい!」と示したことをやる前に移動したり、忘れてしまったように見えることも度々あります。


見たもの、聞いたものに引き寄せられ、よく移動します。間にお母さんのところに戻り充足感を得ています。


おかえりの挨拶の後、
何してるのかなー?と後ろからそっと覗いてみると、


包帯を入れる筒状のケースを左手に、ミニチュアのティーポットを右手に持ち、筒に注ぐ動きをしたあと、飲みました。


筒のケースは湯呑みに、
ミニチュアのティーポットは、飲み物が入ったティーポットとして見立てたようです。


お母さんの報告によると、
「コッコ」→ 抱っこ
「クック」→くつ
「パパ」→ お父さん
「ネンネ」→ 寝る
「アイス」→ アイスクリーム😊

など話すようになったようです。

☆ちゃんの好きで、伝えたいコトやモノが中心になっていますね。

赤ちゃん学会音楽表現講座で講師として発表された麦谷先生の研究によると、

赤ちゃんは、促音(間に小さいツが入る)や撥音(ンが入る)、拗音(伸ばすーが入る)の特殊拍のリズムパターンを作り出し、いろんな音の中からもこの特殊拍は単語を切り出す力があるとのことでした。

日本語を母国語とする赤ちゃんは、「~ちゃん」(例:うさちゃん)のような接尾語、「おちゃ、おかし」といった「お」という接頭語、先ほどの特殊拍を含む育児語を手かがりとして単語を抽出しているそうなので、

ことばを話さないからまだ話しかけてもきっとわからないわ

ではなく、お母さんの豊かなそれらを使った語りかけは、その後の発声量が増えることや語りかけられた音声の特徴をまねることにつながるのだそうです。

また、できるだけ子どもの発声に対するお母さんの適切な応答をすることがよいそうです。


始めから正しい言葉で話す方がよいと言われる方もいるけど、

赤ちゃんが音やリズムを誇張している独特な音声を好む指向性と、大人がそれらを利用することは言語獲得を相互作用的に促進する

ということですから、正しい言葉で!と気張らなくて大丈夫なんですね。


☆ちゃんもこれから育児語の使用でますます語彙が増えてきそうです。







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comment

☆ちゃん、言葉の世界の扉を開いたようですね。

あるものを別のもので「見立てる」ことは、意味を持たせることだと思います。

通常「見立て」は、つみ木のような抽象的なモノに「ある意味」を持たせた場合に使うようですが、

ジジは具象的なおもちゃの場合も「見立て」の中に入れて良いと思っています。

筒状のケースをコップに、ミニチュアのティーポットをティーポットにとなりますが、この場合おもちゃのティーポットは、ママが生活の中で使っているティーポットを表現していると考えるからです。

興味深いことは☆ちゃんが、おもちゃのティーポットと生活のティーポットを混同しているかどうか?ということですが、

アリソン・ゴブニックは「哲学する赤ちゃん」の中で「ピアジェは混同してると思っていたようだけど、それはまちがい」と言っていました。ただし彼女の友達に実験されたのは3歳過ぎの子どもでしたけど・・・。

ごっこあそびの世界は、実生活の世界ではなくて、実生活を加工して模倣→見立ての能力を使って表現されるもののように思います。

1歳8か月の☆ちゃんが、もしも「実生活を加工して、あそぶことで表現しているとしたら」 なんだかすごいなぁ~と思いますね。

ここを証明してくれる学者がいると良いのですが、

ごっこあそびの中では「おもちゃは言葉」の代わりをしてくれます。「湯呑」とか「ティーポット」とか言えなくても・・・、

「ティーポットで→お茶を注いで→飲みます」という一連の意味を表しています。
1歳8か月でこれくらいの表現ができるようになると楽しいですね。

「おさんぽとことばの相関性について」

誰か研究してくれると良いのですが・・・・・。
  1. 2015/05/31(Sun) 17:32:33 |
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  3. ジジより #-
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