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ジジさんのコメント ③

前回のつづきです。

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デューイの教育理論について考えてみます。
私の解釈ですが、おおまかに三つに分かれています。

「経験すること」「協同すること」「過去から学ぶこと」です。

「経験すること」は、ジブンの身体、目や手や耳を使って学ぶことです。これは、乳幼児期の子どもたちが得意でよすね。乳幼児期の子どもたちは頭では学びません。頭で考えることができるのは7歳くらいからでしょうね。

「協同すること」は、ある程度の集団でプロジェクトを組むこと。教師の仕事は指導者ではなく、集団の考えを調整することです。

「過去から学ぶこと」は、保守的な学習方法で書物や教科書から学ぶことです。


たとえば10人の学生と教師が「障がい児について考える」というプロジェクトを組んだとします。

経験するためには、障がい児施設を訪問することが考えられます。ジブンの住む市に、どのような施設が何ヶ所あるか調べて、訪問できるところを特定していかなければなりません。

訪問先が決まったら、子どもたちと教師は施設を訪れて見学します。10人の子どもたちはさまざまな印象を持つでしょう。
ある子どもは重度の障がい児をはじめてみてショックを受けるかもしれません。ある子どもは、訓練の内容に関心を示すかもしれません。別の子どもは施設で使われている器具に興味を示すかもしれません。10人10色です。

プロジェクトですから経験のしっぱなしではなく、様々なことが話し会わされるでしょう。ここで、教師の調整が必要になってきます。経験されたことはある程度まとめられ、必要な課題がでてきます。

その施設に現在あるもの、もしくは訓練のようなできごと、それは過去の人々の努力によって試行錯誤されて作られているものです。それらを記録からを学ぶこと、これが2次経験(勉強)です。

現在の経験があって→過去の人々の努力から学んで→未来を改善していくにはどうすればよいかを具体的に考える

というパターンを共同でしていくということです。ですから個々人の子どもは、それぞれの役割を分担することになるでしょう。当然必要なことを調べてこなければいけません。教師はどこで調べたらよいか、どのような本を読んだらよいかなどの相談役にもなるのでしょうね。

余談ですが、ペスタロッチの学校に代用教員で働いていたフレーベルも同じような学習方法をしています。デューイより100年前です。デューイは教育哲学者ということですから当然知っていたでしょう。

レェッジョ・エミリアの、マラグッツィーはデューイから学んでいるように思います。辻井先生がオランドから運んできたピラミッドメソッドも同じです。

それぞれの子どもの年齢は違っていても、経験することがベースになって学んでいきます。ですから子どもたちは学校の外に出かけるのでしょう。身近な現実を知るところからはじめるのですね。

素人だから言えるのかも知れませんが、こうした目で見ると日本の学校は塀の中で勉強しているように見えてしまいます。

誰のために勉強するのか?何のために学ぶのか?ジブンはどのようなことに関心があるのか?一人の人間にできることは限られてくるとはとは思いますが、好きなことから学べるといいですね。


おしまい。




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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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