あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





伸びしろのある子どもって? :: 2015/06/05(Fri)

★くん(4歳6ヶ月)


リボンクラブに入会して半年近く経った頃から(半年といっても月2回なので💦)、この室内にある道具(おもちゃ)、「ジェリーさん」という大人、どこにどんなものがあってこんなふうに遊べるという見通しが立ったのだと思われます。


以前より、一つのおもちゃで集中できる時間が増えました。
といっても元々じっくり遊び込める性質を持っていましたが、ジブンだけの世界で一人で楽しめたところから、わたしとの対話も含めさらに展開していけるような変化を感じます。
周囲の呼びかけに反応して、相応しい応答をしたり、あそびの世界に広がりや深まりがあるのです。

幼稚園でも進級した新しいクラスに安心して過ごせるようになったのでしょう。


4つの絵カードの関係性を捉えて順序よく並べ、お話しすることができます。
日常生活を基盤として言葉を獲得していくので、私たち大人が正しく使うことや絵本から言葉の意味や使い方を知り、間違えながら習得します。

「失敗すること」や「間違うこと」に不安があるようだったので、対話を繰り返し、★くんの伝えようとしていることを丁寧につかみ取れるよう努めてきました。
問いかけに、だんまりや「わからない・・」と応えることが少なくなりました。


「丁寧に」とは、抽象的な表現ですがもっと言うなら、こちらからの情報量を少なくする、質問は短くわかりやすい言葉で、といったところで★くんに伝わりやすく、応えやすく、何より対話が楽しい!となるように心がけているということです。
こちらがこどもの話しをよく聴こうとすると、それは子どもの「聞く力」「話す力」を育てることにもなります。(このとき、子どもが間違っても、指摘したり、否定しないことが大事です。)

大人からののべつもない一方的な語りかけは雑音と捉えられて、もはや聞かないという習慣がついては困ることにつながりかねません。



前回来たときと、観察ボックス内に変化があります。

テントウムシの幼虫4匹いたのに、成虫が1匹、ジッと動かないサナギ1匹・・
アレ? あとはどこいったの?


超強力なマグネットのバーと球。

見本をみながら、構成していきます。

平面図から前後左右と立体的に捉えるのは難しいですね。
構成中、上手くいかないことに遭遇しました。
バーに長短があることに気がつきました。
これでは上手くいかないはずです。

使った後は、球が40コあるか確認。

卵のモールドパックを使って10のまとまりを操作。


ついでにカウンティングボックスで10の合成についても触れてみました。

6と4、3と7、5と5に分かれました。
赤の部屋も、緑の部屋も各々数えて丸を塗っていました。

数えること、数を一旦保存(記憶)して、見合った数分「塗る」という指先の操作を要します。

4歳児は複数の情報を処理しながら、この課題に向かっていることがわかります。


お母さんとの談話中、一人でもくもくとあそべます。

はしご車のスライドを伸ばした様子から、ビー玉を転がしたらどうなるの?と思ったのでしょうか?

写真に撮る前に一部壊れてしまいましたが、
はしご車の先にクネクネスロープやシロフォンの仕掛けが作ってありました。


わたしには、つかみどころのない空間の前後左右上下を積木を構成することにより、この世界を知りたいと願っているように見えます。





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いつもブログを子育ての参考にしています!
最近、息子が通う幼児園の先生に「◯◯君は、頭がいいし、伸びしろもあるから・・・」親としては、嬉しい言葉、でもなぜかモヤモヤ…。伸びしろ、、、成長の余地がある?
コドモって、どのコも未知の可能性があるし成長するものでは?伸びしろのないコドモって?
そんななか、目にしたブログの題名…
やはり、ワタシが過剰に反応しているだけ???
言葉の捉え方が間違ってる??
さらに、モヤモヤと…
  1. 2015/06/05(Fri) 13:08:10 |
  2. URL |
  3. たんぽぽ #-
  4. [ 編集 ]

のびしろ君は几帳面でシャイな感受性をお持ちの方ですか?

それにしてもイケメンで羨ましいです。

こんな子どもは、周辺から余分なことさえ言わなければ、しっかりと育っていくのだろうと思いました。

観察ボックスの両手での持ち方も「どっしり感」があります。

「伸びしろのある子ども」という表現は適切ですね。

最近「調整領域のあそび」という新語を思いつきました。調整領域とは「ワガママなワタシ」から「立ち止まって考えるワタシ」へ移行してゆくときの中間領域です。

身体運動ではケンケンからスキップができるようになること。
認知領域では主観的なモノの見方から、客観的なモノの見方を身に着けていくことです。簡単に言えば「考えること」です。

伸びしろ君の様子を拝見すると「考えるために必要なこと」に関心が向いているようですね。

無意識の領域で起こっていることだと思いますが「こんな風にして子どもは成長していくんだ~」とあらためて感心しました。

私の好きなスイスの児童精神分析学者のレネー・スピッツは、乳幼児期の教育をエデュケーション、学校での勉強をラーニングと分けています。

ちなみに、エデュケーションの語源には「引き出す」という意味があるそうですが、日本語の「教育」の語源は「鞭で従える」だそうです。昔、中国には飴はなかったのでしょうね。

もちろんレネー・スピッツは、乳幼児期の教育を「引き出す」という意味でエデュケーションと言っているのですが・・・。

大人の常識に固まるのではなく、「伸びしろのある子ども」として成長してほしいですね。

「伸びしろくん」って、良いネーミングだと思いません?










  1. 2015/06/06(Sat) 10:45:36 |
  2. URL |
  3. ジジより #-
  4. [ 編集 ]

たんぽぽさま

ブログを拝読下さりありがとうございます!


コドモって、どのコも未知の可能性があるし成長するものでは?伸びしろのないコドモって?

たんぽぽさんがおっしゃるよう、障害の有無に関わらずどの子も可能性があり成長するはずです。

「伸びしろ」という言葉は確かに抽象的な表現かもしれませんが、
子どもの内側から求めらる「知りたい」「できるようになりたい」欲求に反して、大人のブログラムで受動的に課題を解く訓練を早期からしている子どもは、ある時期を境にして思っていたような成果を得れないと親子で感じることになると思っています。

その頃には本来持っていた伸びしろはすり減り、はだれのために何のために学習するのかわからなくなっていることも多くあるのかもしれません。

そんな意味を込めての「伸びしろ」と表現しました。
  1. 2015/06/07(Sun) 09:10:41 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

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