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この世を知るということは②


最近よくのぞいているドールハウス。

今回はその中からお風呂の浴槽を持ってきました。
浴槽には男の子が入れてあったようです。

「☆ちゃん、おふろだね」と言うと、
男の子を取り出して、足を握り「クック、クック・・」や「・ク、ンク」と言って靴や服を脱がそうとしています。

もしかして、洋服や靴を履いたままお風呂に入るのは変だと思ったのでしょうか?


真相はわかりませんが、脱がそうにも固定され脱げないミニドールを手に苛立ちの声が聞こえます。

「☆ちゃん、コレ脱げないわ」として見せると、今度はお母さんのところへ持っていきます。

この大人がダメなら、こちらのお母さんに!と判断しているようです。

目的達成のために、まずジブンでしてみる→そばにいるジェリーさんにお願いする→お母さんにお願いする。
なかなか賢いです!



☆ちゃんは、この時期には珍しく3本で握ります。お姉ちゃんが教えてくれたそうです。


ぐるぐる円錯画が身体の中心を捉え、加えて大きく描けるようになりました。

これまでは、利き手を中心にした円錯画でしたから描画だけみても☆ちゃんの運動機能が発達していることが伺えます。


お母さんのそばに合わせ鏡を持っていき、ジブンの顔を見ています。

「めめ、」と教えてくれています。


乳幼児にとって、「顔」を捉えるのは難しいと言われています。それは表情によって変化するものだからだそうです。


☆ちゃんは鏡をみて、ジブンの顔から目や口などの部品を取り出して音声とマッチさせています。

顔のみならず、手や足といった身体の部位に気付き盛んに発声します。


ジブンの後ろに椅子があることがわかると、見えていなくても椅子が保存され、前を向いたまま座るようになっています。
見えないモノが消えてなくなったのではないことを獲得しています。


身体地図(ボディイメージ)をわがものにするためにあちこち動き回り、道具を使う必要があるのでしょう。


この世を知ることはジブンの身体について知ることでもあり密接につながり合っているようです。

大きな筋肉から小さな筋肉を動かせるようになり、知能と結びついています。
身体感覚を獲得する運動の経験が必要ということです。






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コメント

〇〇ちゃんのことは、赤ちゃんの時から知っています。〇〇ちゃんのママのことも熊本にいるときから知っています。

ですから成長していく様子が良くわかります。

「子どもはこのようにして成長していく」ということが、サンプルとして見せてくれます。

〇〇ちゃんが、将来どのような学生生活を送って、どのような女性になっていくのかは分かりません。私たちは彼女の未来を予測することはできません。

でも現在の活動の仕方は「これで良い」と思うことはできます。

1歳9か月ということですから、探索運動期から表象期へ向かうでしょう。

探索運動期とは、おおよそ言葉のない世界で、手振りや身振り、表情でのコミニケーションが中心になりますが、表象期では言葉でコミニケーションの世界に参入してきます。

ここから、子どもにとって「おもちゃは言葉」の役割を担ってきてきます。お人形であったり、靴であったり、お風呂であったりするのですが、それらの一つ一つは、意味を持ったものとして、関連されながら一連のストーリーが展開されていきます。

どうしてこのようなことができるようになるのか?は分からないのですが、ルイス・バークレイ・マーフィによると「構造化されたあそび」ということです。

これは「母と子どもによる」感覚運動期のコミニケーションおよび運動が基盤になっているようです。

将来のためにではなく「今を十分に楽しむこと」この延長線上に新たな世界が開けてくるのでしょうね。

身体イメージが、このころからできるようになってくるということも興味深いですね。

「ジブンの世界」これは、皮膚表面の内側です。これに対して外側が、ジェリーさんの言葉では「この世」ということです。

外にあるものを取り込んで内側の世界を作り、表象というイメージできる能力を使って「内的世界を投影」しているのが「ごっこあそび」という形で表現されるのでしょうね。

〇〇ちゃんの「ごっこあそび」も1年後には随分広がっていることでしょう。楽しみです。

ジジは先月はじめ、生まれて初めてですが、なすびの苗3本と、きゅうりの苗2本を庭に植えました。

驚いたことに、日々成長し花が咲き、なすびを3個収穫しました。きゅうりは小さな実?が5~6個ついています。

むらさきのなすびの花と、きいろいきゅうりの花を眺めながら、「はやく大きくな~れ」と楽しみにしています。

子どもも、なすびも、きゅうりも、「成長することの基本は同じだなぁ~」と感心してしまいます。

日々、自力で成長しているのですから・・・。


ジジさん

本当にその通りですね。

◯ちゃんを、なすびやきゅうりと同じ並びで挙げたのはいささか◯ちゃんのお母さんにつっこまれそうですが(笑)、わたしもそう思います。

バイオテクノロジーで懸命に紫や緑になるよう操作した訳では無いのに、ひとりでになすびにはなすびの、きゅうりにはきゅうりの成長があります。


ヒトはそこに各々の国の言葉や道具を用いた文化や習慣が加わる位で、その他は自然の定理に逆らうことなくいけば上手くいくのだろうと想定できます。

ただ、その受け入れる側の社会にとても複雑で生きにくい背景があると感じていますが・・。


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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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