あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





異年齢の関係がはぐくむこと :: 2015/06/18(Thu)




前回 色水あそびの際、「ジュース屋さんがしたい!」となったのですが、敢えなく時間がなく断念したので、◯ちゃん(5歳)の様子を見て誘ってみました。

これは、以前 虹色教室の奈緒美先生がブログで紹介されていたレゴアクションです。

ジュースを混ぜるときに使うハンドミキサーを作ります。

子どもによって大人なサポートの度合いは違ってきます。
◯ちゃんはこれまで説明書を見て組み立てる経験はありません。ですから、説明書を指して、この番号の順に組み立てることやその際必要な部品がどれでいくついるのかを予め確認。

すると、説明書に書かれている部品と同じモノを探し出したり、手にしたモノが合っているのか見比べたりして「注意深く見る」ようになりました。
また、部品の表裏、左右など位置空間を試行錯誤して組み立て始めました。

手順がわかるとどんどん進んでいきます。


色水に台所洗剤を足して泡たっぷりのビールのようなジュースがいくつも量産されていきます。

ミキサーを回す作業も難しい!左手は動かないようにしっかり固定(静)、右手は細かく筋肉をコントロールさせてクルクル回転(動)。左右で違う動きは子どもにとって難しいようです。
こうして楽しく左右の協調運動が発達するのですね~。


お姉さんのするジュースあそびに関心を示していた☆ちゃん(3歳9ヶ月)が次に出してきたのは「でっかいパズル」。

今度はそこに◯ちゃんが関心を寄せます。
初対面の二人の間に会話はないのですが、「あそび」によるコミュニケーションがしっかりなされているように見えます。


不安定な場所を好んで歩きたがります。

重力やバランス感覚を司る固有覚、前庭感覚を自ら刺激しているようです。


そういえば、子どもってクルクル回転する椅子や遊園地ではコーヒーカップや空飛ぶブランコなど好みますよね。
大人は考えただけで具合が悪くなりそうなのですが・・


小学校に行くまでに『バケツ理論』のメストネック博士は、子どもの感覚統合を促す運動プログラムに身体の動かす部品と動かさない部品を同時に行う運動や、


身体の上下、左右、前後を意識した協調運動が
基礎的なスキルを身につけるために欠かせないと提言されています。


また、国際臨床保育研究所所長の辻井先生によると、「固有覚・前庭覚を刺激することの大切さは最近よく知られるようになったのだけど、障害のある子どもたちが療育センターで高額な機器を使ってリハビリのように取組まれるのは残念。親しい仲間と保育の場であそびのひとつとして充分取り入れられること」だとおっしゃっておられたのが印象的でした。


なかなか経験が不足しがちな現代&都会の子どもたちに「楽しくあそびとして」生活に取り入れることが課題です。

そして、子どもがみずからそのような運動を始めたときは、許されるならそのまま見守ってあげたいものです。



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