あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





異年齢の中で :: 2015/07/27(Mon)


「今日はこんな積木であそんでみようか!」と誘いました。

3歳後半の☆ちゃんは、早速積み始めました!

指先を上手に制御して16コ全てを積み上げます。
目線より高くても角を揃えて慎重に。ドキドキしているのが伝わってきます!


充分に触れ6面の色が違うことを発見した後、カードを出して「こんなのできるかな?」と尋ねてみました。

始め、「えー、よくわからない・・」と言っていましたが、自らカードを置いてその上に積木を置いていくやり方を見つけました!

どんどん新しいカードに挑戦し、
「もっとしたい。ほかのカードないの?」と催促されるほどです。


「ちょっと頑張ったら出来た!」という成功体験を数多く経験させてあげたいため、4つの積木で構成されるカード(斜め抜きで)を出し切り、困り果てたわたしは積木を9つに増やして挑戦する様子を観察しました。

次々とやってのける☆ちゃんの手が一瞬止まったのは、上のモデル。このモデルを手に左右に傾けて視空間認識を調整しているようでした。

紙に対して縦でもなく横でもない「斜め」は難しいのですね。


その隣では、○ちゃん(5歳)。
今では貴重なオールSwiss製のアトリエフィッシャーの6面パズルに挑戦!

色や絵が大変美しいこの積木は、他に代わる品はありません。


ジブンで見つけられるようサポートをしながら、15~20分くらいの間、これかな?違う、なんかへん。こっちかな?集中し続けていました。

長~い集中力を発揮してやっと16コ構成し終えました。(わたしは脱帽です!)


「どう?合ってる?」と尋ねると、
見本とよ~く見比べて、「なんかへん違う・・」と言って、全てを壊そうとしました。

崩してしまっても良かったのですが、ここまでの頑張りを思うと「成功した!」と思ってほしかったので、間違えた二つの積木のみ外してどう構成するのか考えることにしました。

それまでの費やした時間と疲労具合や表情から、「もう一度始めから・・」はしんど過ぎるだろうと判断したためですが(その選択もなかったかもしれませんが)
失敗することは良い経験になると思っています。



ぐっと集中力を発揮した後は、描画やトランポリンで思い切り解放~♪

横から見たとき跳んでる姿勢がへっぴり腰にならないよう耳、肩、お尻が一直線であること、トランポリンの真ん中を跳び続けることが身体の前後左右の軸を養うための大切なポイントなのだそうです。


二人とも疲れ知らずです!

トランポリンでピョンピョン跳ねると目に映る像が上下に揺れます。揺れると像を認識しようとする力が働き、視機能が高まるのだそうです。
視機能を高めることは、空間認知能力が高まり、見たものの情報を正しく捉えることにつながります。
それは、字を正しく書いたり読んだりするときにも関係していたり、筋緊張を高め正しい姿勢を保つことにもつながると言います。
平衡感覚とは、より社会に適応するための土台となる大切な感覚のようです。

(作業療法士より)



この一人用トランポリンであそぶとき、どのようにして交代を決めるの?となり、

教室にある「オイル時計が全て落ちたら交代」と双方が承諾しました。(これなら、3歳児さんにもわかりやすいですね!)

ルールに従いオイル時計を見て交代を繰り返していたのですが、回数を重ねるうち○ちゃんがいくらも跳ばない内にオイル時計は落ちきっていることに☆ちゃんが気づきました。

それまでと明らかに違う時間の経過に不審に感じた○ちゃんは、どうやら自分が跳び始める時にオイル時計をスタートさせてなかったのでは?と推測しました。(すごい!振り返ることができたのですね!)

その瞬間、オイル時計をスタートさせて再び跳ぼうとしましたが、☆ちゃんは「オイル時計は落ちたので次跳ぶのは自分の番だ」と判断しました。(なるほど!そうなるね)

○ちゃんは、充分跳べていないので表情が曇ります。(そりゃそうだ!)わたしの顔を見て「どうしよう」といいたげです。

こんなとき、安易に大人が問題を解決してしまわないよう注意しています。

○ちゃんの気持ちを確認した上、そのことを☆ちゃんに伝えてみることを提案しました。


☆ちゃんを納得させる程の充分な交渉ではなかったものの、○ちゃんの気持ちは伝わったことと思います。

しかし、他者の気持ちに成り代わるにはまだ幼い☆ちゃんは「わたしが跳ぶ」と自分の気持ちを通します。


困り果てた○ちゃん。
さて、どうするのか???


すると、「うん、ええよ」と言って自分より小さな☆ちゃんが先に跳ぶことを了承したのです!

びっくりしたわたしは、
「え?ホンマにええの?○ちゃんが跳びたかったんちゃうの?」と尋ねた程です。


その後の○ちゃんの様子からは、我慢して不服だ!という感じではなく、その場が上手く収まり、再び跳ねてあそべることを心から楽しんでいるように見えました。


ひとりっ子の○ちゃんは、これまで年上の子どもがすることに関心を示す傾向がありましたが、
最近は近所で年齢問わず異年齢の中であそぶ経験を積んでいることが影響してか、年下のお友だちに対しても自分から積極的にコミュニケーションを取り良い関係を築こうとする働きかけが生じるようになりました。

非常に表情も柔和になり、ちょっと大人びた印象の○ちゃんの子どもらしい本来の姿なのかなーと感じます。


お母さんからの報告によると、
「また、あの子とあそんであげたい!」と言っていたのだとか。


小さなお友だちを思いやるため、ときに我慢したり親切にしてあげたりして自己を育てていくのですね。
健康な子どもというのは、環境の中で自分を修正しながら成長していくたくましい存在だということを連日目の当たりにしているこの頃です。





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