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幼児期後半へ


入室して真正面に見えた段々の箱に目がとまりました。(年長児)

「いいこと考えた!この中に何かいれといたらいいやん!」

「うん、それイイね! つぎに来た小さい子たちが箱を開けて見つけたとき、きっと嬉しくなると思うよ」と応えると、

一番小さな箱の中に何かを忍ばせ、底と蓋を順に対応させながら10コ入れていきました。

5歳半の★くんは、入れていくうちに次どの位の大きさの箱になるかを推測できていて、

一旦入れはしたものの、これはチガウと判断できていて、エラーのまま進めていくということはありませんでした。


先日、帯山ルームのプレイングのときに遊んだのを参考に、縦軸に動物、横軸に色板を配置した座標軸を作ってみました。
カラーの動物カードを手渡してどうするか見てみました。
★くんは、どうするでしょう?

何も説明されないで??と思ったかもしれませんが、★くんは上の写真のようにカードを置いていきました。


最後、座標軸にない「紫色」も下の写真のように配置し、始めに置いたエラーにも自身で気づき修正を図りました。表情は満足そうです。オワリがみえたのでしょう。

ここで、「ジェリーさんは何も言わなかったけど、どうしてこんなふうに置いたの?」と尋ねてみました。

すると、身振りを用いて「ここはあか、ここはきいろ、ここは・・」と教えてくれました。

縦軸と横軸の法則に気づきそれに従った、ということでしょう。

また、この後、
「★くんからみて、前から◯番目、右から△番目のカードを取るあそびをしました。

これは、指示を聞いて空間に視線を移動する空間認知能力や短期記憶能力を要しますから、
幼児にとって難易度の高いあそびです。

慣れてきたら、向かい合った相手から見た視点の移動にも挑戦してみたいものです。


最近、条件反射的に取り組みたくなる縫い刺し。

次回は玉止めや結ぶこともやってみたいところ。


「全身像」の描画の課題。

面白いことに、★くんは「足」から描き始めました。
紙の底辺を地面と捉えている表れかもしれません。

手や足の先には「指」が出現しました。
指の数は3本のようですが、これから5本に増えたり、地面を表す基底線を引くようになるのでしょう。

ジブンがどんな部品でできているのかおおまかなボディイメージがあるようです。

下の写真は、★くんがちょうど1年前に描いた「全身像」です。

2枚の絵を見比べると、線で表されていた手や足から今では肉付きや指が見られ、さらに身体の部分には裾の広がったスカートのような洋服が表現されるようになった軌跡が見てとれます。


ひらがなは、ジブンの妹の名前を書いています。

主体的に描画を選ぶことはあまりない★くんですが、誘うと鉛筆がはしります。
描かれたものからは、可愛い妹、虹やカタツムリ、クワガタムシなど幸せな世界を見せてくれます。


お母さんの報告によると、これまでの可愛らしい弟キャラの★くんが、「★くんってこんな子だったっけ?」と新たな個性に出会ったように感じておられる様子でした。


それは、いつも自分と近くに感じられたお兄ちゃんの就学を機に別々に過ごす時間が、個の★くんの興味や関心、表現を育てているのかもしれないと感じています。



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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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