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1歳児さんの大・小 ~スリットボックスによる観察~

(前回の続き)
今月末に2歳の誕生日を迎える◯ちゃん。

お人形用のベビーカーに乗ったり、


飛行機にまたがったり、

「乗り物」ということはわかっているんですね。




そこで、◯ちゃんの「大きさ」の理解について観察してみることにしました。

(連続写真が続きます)


このスリットボックスというおもちゃは、小さな順に4段階までの円盤があり、隙間に入れるものです。
これまで◯ちゃんには最大(大と表示します)の大きさの円盤のみを使って入れる経験を充分してきています。

今回初めて最も小さい(小)も混ぜて、◯ちゃんに渡しました。



小を手に取り、大の隙間に入れようと試みますが、入りません。
その後、隣の小の隙間に入れました。
たまたま、隣にあった、という感じに見えました。

次に手にしたのは、大の円盤。エラーなく入りました。

次は、小の円盤を大の隙間へ。

入りません。エラー!

となりへin

まずは、これまで馴染みのある大の隙間へ運ぶことを繰り返し行っているように見えます。

その後も、小の円盤を大へ持っていき、

エラーに気づくと、隣の小の隙間へ。


この次手にした小の円盤は、迷わず小へ運びました。


この次も!

これまでの小の隙間へ入れる経験から、小の存在を確立したのでしょうか。


次に手にしたのは大。

小の隙間へ。エラー発生!
一旦、カゴに戻します。

手にした小をin


再び大を小の隙間へ。

inしたあと、一旦この場を離れました。

飽きたのかな?と思っていたら、戻ってきて再び着手。

この時点で小はカゴに残っていません。
大を重ねています。

この後は、連続して大へin





このことから、このときの◯ちゃんは
「見て」大小の区別を理解しているとはまだ言い切れない段階にあり、
直近の記憶を基盤にしてエラー、成功を繰り返し重ねて大小の理解をしていく入り口にいるのかもしれないと思いました。

また、一旦離れはしたものの再び戻って手に取ること、
お母さんやわたしに目もくれず一心に集中して打ち込む姿から、◯ちゃんはこの課題に意欲的に取り組み楽しいと感じていると見えました。

カゴが空っぽになったときに笑顔で手渡してくれました。






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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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