あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





「繰り返し」「いつも一緒」は安心 :: 2015/09/01(Tue)


もうすぐ3歳の誕生日を迎える★くん。
今月から、リボンクラブの仲間入りです。


前回から約1ヶ月位開いたので、当然「リボンクラブ」や「ジェリーさん」のことは忘れたのでしょう。

バス停を降りたときには「おうちにかえりたい~」と涙をためて、お母さんに抱っこされての再会となりました。

門扉を開け、わたしの顔を見ると、少しは思い出したのか?
お母さんから降りて歩みを進めます。玄関先の小さな虫やメダカを見たら、一層安心して「はいろーっと」と言って、先に部屋に入って行きました。

誰でも、行き先のわからないところへ行くのは不安で落ち着かないものですよね!


部屋で真っ先に移動して遊んでいたのは、トレインスロープやカラコロツリーといった落ちるおもちゃでした。
何度繰り返しても、いつも「おんなじ」結末を迎えることに安心を得るのでしょう。
ひととき熱中すると、目に飛びこんでくる「面白そうなもの」に惹きつけられて、身体の移動が起こります。
ここで大切なことは、充分動けることにあります。

打棒を左右に二本持ち、交互にしかもリズミカルに叩くことができます。

左右の動き、強さともバランスが良いです!


ビルダーシステムに興味を持ち、引っ張りだしました。部品ケースから部品を無造作に出し、いや~、★くんにはそれは難しいでしょう。と思うわたしの予想を見事に覆してくれました。

穴の開いた長い棒2本を重ね合わせ、ビスやボルトを通していきました!

それだけではグラグラしてボルトが抜けてしまうので、ついでにナットの使い方を見てもらいました。

すると、わたしがしたおんなじようにしてボルトを締めました。交互に「かわりばんこ」にしました。


★くんは、こちらが誘うあそびには敏感に感じとって、敢えて見ないように聞こえないようにしているように見えることもあるお子さんです。

ですから、強い言葉がけでこちらに関心を持たすのではなく、★くんの視界に入ったかな?くらいの余裕というか幅を持たせた距離感で「★くんが受け入れるかどうかは彼次第ね」と委ねる気持ちでいます。
★くんの中に侵入し過ぎない、
★くんの世界を守る
そんな感じです。



「ダンプカー、バス、はしご車、ひこうき!」と言って、並べました。

乗り物の名前もよく知っているようです。

この乗り物で一番関心を持ったのは、写真右端のダンプカーでした。
木材やなんやと色々載せては、積荷を下ろすことを繰り返ししていました。


到底、大人には真似できません。


ジブンの発した言葉に対して、お母さんにこう言って欲しいことを要求します。

お母さんは★くんの求めに応じておられます。

報告によると、家でも「~って言って」という事が度々あるようです。

★くんは豊かな言語を使って、スクリプト(脚本)を形成しているのだと思われます。

シェフになって次々とお料理をお母さんに運びます。このときの口調は、『お母さんの子どもの★くん』ではなく、『お客さんにお料理を運ぶお店の人』に徹しています。


スクリプトを形成すると、一連の決まった言葉のやり取りが生まれ、先の見通しがつきやすくなり、安心してあそぶことが持続します。


お母さんを相手にごっこあそびの世界で、こんなときはどういったらいいのか?社会に出るための練習をしているように見えませんか?


視界に数字が入りました!
★くんは『時計』好きで、文字盤から『数字』を見つけたのだろうとお母さんは予想されています。

数字の板を並べ、次々に読み上げます。
穴の数を数えたり、頓着しなかった様子からすると、数字というシンボルを音声に変換する操作そのものに関心があるように見えました。


知ってる!おんなじ見つけた!というところかもしれません。


描画では、握り持ちでしっかりした筆圧でした。

グルグル、縦線など見られました。



たくさんのことを教えてくれた★くん。
「これを片付けたら、ご挨拶してリボンクラブおわるのよ。おわったら★くんはかえります」と言うと、わたしの顔をじっと見つめて「おわるの?」と確認していました。

「おわり!」はジブンで宣言して退室しました。帰りがけ、「またあそぼーね」と言って手を振って帰っていきました。


また、あそびましょう!



関連記事
  1. いやだ!ちがう!2歳児
  2. | trackback:0
  3. | 本文:1
<<台風の影響がここにも・・! | top | この日の三人は?>>


comment

一人っ子さんですか?ちがってたらごめんなさい。

名詞優位で利発そうな印象を受けました。

絵本で育った家庭の子どもは名詞優位
おもちゃで育った家庭の子どもは動詞優位

という論文を読んで「そうなんだ」と思ったことがあります。

前回のブログで「子どもは自分でかしこくなる。お母ちゃん、いらんことすんな」と言った小西先生の言葉が紹介されていましたが、ジジも「子どもは自分でかしこくなる」と思っています。

でも、「お母ちゃん、いらんことすんな」これは小西先生にしか言えないかも知れませんね。

20世紀は児童の世紀といわれていたのに、戦争の世紀であった。「赤ちゃんの脳は白紙である」ということを前提に、科学的教育が台頭し、早期教育が蔓延し、母親の不安を煽っていったことに・・・

「それ、ちゃうで・・・」

「赤ちゃんの脳は自力で環境に適応しようとしてガンバっているで」と奮戦しているのが小西先生と赤ちゃん学会の先生方の研究テーマのようですもんね。

「お母ちゃん、いらんことすんな」という言い方の中には、「子どもを信じて育てなはれや」という言葉がつづくのでしょう。

このもうすぐ3歳の〇〇くんも、好奇心が旺盛のようです。ジジの憶測が入りますが、3歳の誕生日を境に少し距離を置く練習をしたらどうでしょう。

具体的には、子どもがジェリーさんとあそんでいたり、何かであそんでいるときは、少し意識して距離を離れて見守ることです。

〇〇君に限らないのですが、2歳半~3歳になってきたら、必要なときは接近し、そうでないときは少し距離を置く・・・。

「子どもとの適切な距離」とは伸び縮みするのがいいように思います。














  1. 2015/09/03(Thu) 18:41:32 |
  2. URL |
  3. ジジより #-
  4. [ 編集 ]

comment


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://omocharibon.blog.fc2.com/tb.php/860-31cc1a1b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)