あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





対象恒常性って? :: 2015/09/15(Tue)


この日は大好きなお父さんに送ってきてもらいました。
これからどこに行くのか、事前にわかって来たようです。安心!ご機嫌です♪


前回もしたボルトとナットを持ってきました。
わたしが一つしようとすると、わたしの手を止め「ダメ!しないで!」。


ちゃーんとイヤ、ダメ、チガウが言えるようにしてあげなくてななりません。

ぼくはあなたとはチガウ一人の人間だ!

と言っているのです。

周りの大人は自我の芽生えから拡大に向かうこの時期を恐れることなく、喜んで迎えなくてはいけない時期にあります。


なかなか〝喜んで〟とは難しいかもしれませんが、出来れば「おっ!やってるな!」くらいの余裕を持ちたいですね。


重たい列車のレールの箱も見事に引っ張り出しました。
列車の磁石を上手くつなげていき、同じ入れ物に入っていた車とは分けました。

わたしはレールをつなぐお手伝い。

レールの凸凹の関係がわかり、やり取りの中でわたしの思いも伝わります。

思い切り手の力を使いたい欲求も見えましたので、本物の金槌をわたしてジョイント部分をつなげるお手伝いをお願いしました。

うまいもんです!



ネフ社リグノを静かに積んで見せました。
★くんも「面白そう!」と思ったのか乗ってきました。作戦成功です笑!


ジブンの目の高さを越え、どんどん高くなりますが、16コ全て使い切るまで集中力に切れ目がありませんでした。


中の円柱は〝いらない〟と判断したのでしょう。
下に落とすまでは良かったのですが、次第にポイポイ後ろへ投げ始めました。


「投げる」行為自体はよいのですが、固い木や割れたり壊れたりする材質のものまでなんでも投げられては困りますよね。

こんなときは、しっかり〝ダメ!〟の顔で
「積木は投げるとあぶない。投げません。ブッブッーよ」と言って腕で✖️をして見せました。
(このとき大人が、叱ってはいけないという気持ちから優しい語りだったり、笑顔が垣間見えたりすると、その顔見たさにわざと困ったことをして反応を楽しむ子どももいます)

これまでは幼くて許されたことも、これからはジブンで考えて判断できるようお手伝いしたいものです。
初めはわからなくて繰り返すこともあるでしょうが、困った行いはその都度知らせるようにしないと、決定権はジブンにあると誤解したり暴君のような振る舞いになってしまうと聞く耳持たずで骨が折れます。



次に見つけてきたのはデュシマ社 小さな大工さん。
「なんこ、くぎいりますか~?」
「2コです」

★くんは、はじめに穴に釘を通してからコルクに置き、ハンマーでトントン繰り返しました。

釘がなくなると、釘が欲しいことをわたしに伝えるようにしました。
すると、そこに「やり取り」が生まれます。
やり取りする能力を育てたいためです。





リグノの円柱を入れるのをお願いしてみました。★くん、聞き入れてくれました!
左手で掴み、穴に入れていきます。

積木と色を合わせることもあれば、そうでないときもあります。
(パロの赤・黄・青の玉は合わせていました)


円柱には、積木と同じ高さのものとその半分の高さのもの2種類があるのですが、
★くんが高さに考慮している様子は見られませんでした。


そういう訳で穴は残っているのに、入れる円柱がない事態が発生しました。
そのことに、穴を指指して「(ここに入る円柱)ないねー」と言いました。

なんかスッキリしないなーとは感じているのでしょうね。
★くん自身が問題を解決できるようになるのを待ちたいところです!





★くんが並べるときは車を使います!



イギリスのウィニコットは小児科医で優れた精神分析医としても大変有名な方で、

「対象恒常性」という言葉があります。

簡単にいうと、
目の前に見えなくなってしまっても、対象は消えて無くなった訳ではなく存在し続ける。

ということが理解できること、と言い換えられる思うのですが、
ちょうど、お母さんが部屋から出て行くと赤ちゃんが泣き、戻ってくると泣き止む現象はお母さんたちに心当たりがあると思います。

これは、お母さんが視界からいなくなると消えてしまったと思い不安から泣くそうですが、
この現象はずっと続きません。

あるときから、お母さんはこの部屋にはいないけど、又戻ってくるのだとわかるようになると泣くことがなくなるのです。

健康な赤ちゃんはこの対象恒常性を獲得していく訳ですが、
人に対してだけではなく、モノに対しても同じことが言えます。

目の前でモノを隠したら、探す行為が見られるようになります。


ですから、視界から消えてしまったものに注意力を保ち続け「探索する」ようサポートする必要があると考えています。


もし、子どもがポイポイ投げたり、下に落としてしまって視界から見えなくなってしまったら
、お母さんがいつも探してあげたり片付けてしまうばかりではなく、一緒に探すことをあそびにして

どこか見えなくなったものでも存在する!


ことに注意が向くよう促すことはできるかもしれませんね。

いずれにせよ「楽しく」が一番です!



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