あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





只今 制御のステージ :: 2015/09/24(Thu)

この日は月齢も近い年中さんのお二人さん。

前回、部屋の照明を消してライトを当てたとき偶然出会ったヒンメリ(フィンランドの麦わら細工)の影の美しさに

魅力を感じているようでしたので、ヒンメリ作りに誘ってみました。


麦わらは細かったり、破れてしまい幼児には扱いが難しいためストローを使いました。


まずは、全部同じ長さになるようストローを切り、タコ糸を通した針で繋げていきます。

長さと繋げ方により、あらゆる多面体ができるのが特徴です。

とっても集中するので疲れます。
「もうやめたい」と言ったので、「やめていいよ。」と応えます。

あそびの世界はこども主体で、何をどれくらい、どんなふうに・・は自由でいいのですから。

そのつぎに関心を示したのは織り機。

以前、少しずつ取り組んだ織物がセンターテーブルになるまで仕上げたことをよく覚えていました。(過去の記録から5月だったことがわかりました!ほんの4ヶ月前のことだったようです)

それから、三つ編み→蝶結びなど、とにかく指先を使うことに終始していました。


三つ編みは以前よりも細かく、同じ調子で編み続けることができるようになっています。



お母さんの報告によると、夏の間じゅう
戸外で身体を使うあそびをよくしていた。むしろ、外遊びしかしていなかったのだけど良かったのだろうか?と話しておられました。

きっと、充分な粗大運動により自身の重力やバランス感覚を感じる固有感覚や前庭感覚が刺激されたことでしょう。
ボディイメージを獲得し、自分にはどんな動きが可能でどれくらいの力や速さを持っているのか知るでしょう。
お友だちと制約の少ない自由な時間を共にすることで、やり取りする力も随分上手くなってきたように感じます。

充分な粗大運動の経験が、微細運動にも影響し自然と細やかな筋肉を制御する喜びへとつながっているようです。




一方、リボンクラブにまだ慣れていないのと緊張とで、身体が固まっていた様子の★くん。
「好きなことしていいよ」や「なんでも触っていいよ」という言葉掛けはかえって困ってしまうように感じられました。


そこで、モノと空間を結びつけることの助けになるよう前回あそんだプリズモコマを差し出すと、
お母さんのそばで取り組み始めるのが見えました。
こんなときはムリにこちらへ誘わず、★くんの内側が安心で満たされるように、

またこの日出会ったお友だちとわたしとの関係を良好にスタートできるよう調整しているのかもしれないと思い、

★くんがお母さんとプリズモコマであそぶ様子を遠巻きにみつめながら待つことにしました。


あそびの切れ目が見えてきたところで、描画に触ってみました。
「ジェリーさんのまねっこしてね」と言って描いてもらいました。

グルグル円錯画、丸、十字、四角、三角、どれも上手く描いています。
幼児にとって「階段」は難しい課題のようです。
★くんは、「ギザギザ」と捉えて描いていました。

持ち方も良いし、力が入り込んでる風でもなく、あんまりにもスムーズにできたので、つい欲張ってこちら☟の線画の課題にもチャレンジしてもらいました。

スタートの矢印に注意して、描き始めることを知らせると、上の手本の特徴をよく捉え模写して下に描くことができていました。

カプラでよくあそぶとのことだったので、空間認知能力が優れているのかもしれません。

線を制御する視線の送り方や指先には、かなりの集中力を要したことでしょう。

この紙一枚を終えたあとの、安堵の表情と思わずもらした声から「疲れた」ことが伝わってきました。

ゴメンゴメン!疲れさせちゃったね。

こんなふうに、ついできそうだからといってムリさせちゃうことって大人はいっぱいやってるのかもしれませんね!


「つかれるけど、さいごまでガンバってやるのだ」と気持ちも身体も調整しているのがわかります。



なぜだかリボンクラブで人気の高さを誇るコマのゲームに誘ってみました。

回っているときと、静止しているときの見え方が全く異なる面白さと単純なルールは世界各国共通の楽しさなのでしょうね。


この頃には緊張もほぐれた★くんも、
みんなで獲得したカードの加減算に挑戦。

具体物を使って数を操作することや
見えないものを推測することにイキイキしていました。

驚いたことは、10枚以上のカードの列が一体いくつあるのか調べるとき、二人ともまず初めにしたことは声に出さず指先で追わず、
視線を送ってそれらが何枚あるのかを数えようとしたことでした。

結果的には二人の間で数の相違点があったため、
「どうしたらこれが何枚かわかるんだろうね?」と尋ねると、

そこでふたりとも、声に出し、人差し指で対応させながら数えたのでした。


ほんのすこし前なら、すごろくで「3すすむ」ときにも片手でサイコロの目と一つひとつゆっくり対応させながら、わがものとしていた数の世界。

こんなところにも随分大きくなったなぁ~と
感じざるを得ません。








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久しぶりに

先日は、
久しぶりに
緊張して固まる息子を見ました!
そんな時の
接し方も…勉強になりました!(笑)

数の操作も少しづつ
できるようになって
嬉しいんでしょうね。
以前、虹色教室の奈緒美先生に
教えていただいた
恐竜のカードゲームでする
簡単なたし算をするのも
とにかく楽しそうなんですが、
今回の魔法のこまも
大ヒットの予感です(笑)

空間認知能力?と思い
調べてみました。
カプラは、本人が言うほど
家ではしないのですが、
なるほど…小さい頃から
野球はうまかったですし、
立体に組んだキューブの数を
当てるのも、
何故か得意そうでした。

部屋のおもちゃや
部屋自体も
変えていきたいなと思い、
大工の弟を呼びつけました!
久しぶりに
積み木を出してきて、
1人で黙々と
立体駐車場を作る息子を見て
俄然やる気が出ています!(笑)
  1. 2015/09/25(Fri) 22:11:23 |
  2. URL |
  3. 花の子 #Oj064oSo
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