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信頼関係


この日は、新しく仲間入りして2回目のお友だち含めた年長児1名と年少児2名のリボンクラブ。


年長児の◯ちゃん(5歳10ヶ月)はお絵描きが好きなようで持参のノートを開いて見せてくれました。

一つに束ねた「エルサ」とおさげの「アナ」、足元には「オラフ」。
特徴をよく捉えて描けていますね。


こちらは落ちるおもちゃであそぶ◉くん(3歳9ヶ月)。


このお二人さんは、リボンクラブにどんなおもちゃがあって、どんなあそびができるのか??調べる必要があって、時間の前半は探索することにエネルギーを注いでいました。
次から次へとおもちゃを出してくるので足の踏み場もありません!
慣れるまではカオスな状態です。


「コレしたいーっ!」と◯ちゃんが出してきたボードゲームに参加する★くん(4歳になりました!)

ルールをよく聞いて楽しむことができます。
★くんはゲームやすごろくの経験が充分あるのでしょう。
サイコロの目数に合わせてコマを進ませることもスムーズですし、このゲームを心から楽しんでいるのが伝わってきます。


一方その頃◉くんは、
「ぼくは、お父さんとコッチであそぶ!」と言って、乗り物カードを広げています。

乗り物が好きなようで、関西圏のみならず関東圏の列車の名前を教えてくれました!
◉くんがイキイキしています。


下は◯ちゃんが配列の課題に向かう様子。

見本を見て、


赤が続くのではない、間に白が入るのだ

と、心の中で言っているようですね。


課題が2段になると、

赤が足りない!と判断したようで二つを足しました。

完成品を見本にくっつけます。

「どう?おんなじ?」
「うん、おんなじ!」

表情からは満足そうな様子が伝わりました。


「よし、これで最後よ。がんばって!」
「え~、むずかしそう~」


ん?エラーに気づき、


修正するも、迷う◯ちゃん。

大丈夫!出来てるよ!心の中で応援。

できた~!

よく見て、よく集中しがんばりました。
わたしと合ってからまだ3回目なのに、よく応えてくれたものだと感心しました。
でも、わたしにも◯ちゃんがわたしに向けるまなざしや態度から信頼を寄せてくれているのが感じられたから行った訳ですが。


この課題に向かっている間、★くんは庭に出ていました。
★くんは普段からリボンクラブの最中に「トマト見てくる」と言って、庭に出ることがありました。
単純に「トマトが好き」ということもあるのでしょうが、戸外に一人でいることで自らを調整しているようでもありました。
危険のない範囲で認めてあげたい気持ちがありましたから、そのことを咎めたことはありません。

この日もクールダウンのためか?庭にいた★くんを、終わりの挨拶のために◯ちゃんに呼びに行ってもらったのですが、なかなか入ってくる様子がありません。


幼稚園においても、いつでも自由に振舞うことは〝自由保育〟とは呼べなくて〝放任〟に当たります。
大人が自由の意味を履き違えると、子どもが決定権を誤解しかねないと考えています。


そこで、庭にいる★くんの目を見て
これから終わりの挨拶をすること。
中に入ること。

二点を告げて、先にわたしは中へ入りました。
どうするかは★くんに委ねた訳です。

そのときの、★くんの庭に立ち、ジッとわたしを見つめる様子からは、
意図は伝わっただろうが、もしかしたらそれでも頑なに拒否して入ることは拒むかもしれない。
終わりの挨拶は二人だけになっちゃうかな?と半分思っていたのです。


すると、するとですよ!

なんと★くんが部屋に入ってきたのです。
自分の意思でですよ!

目の前に現れた★くんに感動してしまいました。
「★くん、よく入ってきたね。えらかったね~」


時間にするとサラッと経過した出来事でしたが、
これって凄いことだと思うんです。

もしかしたら、入らないかもしれないけど
どうしたいと思っているのか誠実に★くんにノックしたわたし。

入りたくなんかない。ぼくはココにいたいんだよ。でもジェリーさんがそう言うなら入って挨拶したほうが良さそうだな、と思ったかどうかはわかりませんが、とにかくわたしに応えた★くん。

ここに信頼関係がある!と感じることができた出来事でした。

★くんとのおつきあいは2年くらい経ったでしょうか。多少ジタバタしているように感じられる一面もあるかもしれませんが、調整のステージに入っていくのが感じられます。



以下は、終わりの挨拶後の子ども達のあそんでいるスナップ。









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コメント

何気ない出来事に感じる子どもとの「絆」嬉しい瞬間ですよね。
そこには、子どもを「信頼する気持ち」がないと生まれてこないものなんだなぁと感じます。
★君が葛藤しながら、ジェリーさんに見守られて成長しているようすが伝わってきますv-238

レオさん

そうなんですよ。
叱責した訳でも、手を引いて連れて入った訳でもないんです。
★くんを信じて委ねたら、★くんが自ら考えて行動したのです。
毎回こう上手くいかないこともあるでしょうが、★くんがゆっくり、しっかり今を生きているのが伝わってきた出来事でした。こんな瞬間が宝物ですね!

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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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