あそびのアトリエ リボンクラブ大阪池田ルーム(旧ママりす日記)





描画による1年間の成長 :: 2015/10/22(Thu)


2歳のときにリボンクラブに入会した☆ちゃん(4歳1ヶ月)は
当時から描画あそびをよくするお子さんでした。

この日、久しぶりにペン画。



以下は、お母さんが持ってきてくれた〝じゆうがちょう〟の描画です。
ブログに掲載する許可を頂いたのでご紹介!↓↓↓

この頭足人は昨年の12月ごろ、よく描いていた人物画です。ヒゲがあるのでパパを描いていたように記憶しています。



これ以降、リボンクラブでの描画は絵の具を選ぶことが多く、ペン画を見る機会がなくなっていたのですが、おうちでは描いていました。

頭からは手と、新たに髪の毛が出現し、
胴体らしいものが現れ始めました。

頭足人時代の終わりの到来。


それが、お母さんの報告によると、
ここ2,3カ月前くらいから頭足人は姿を変え、しっかりと胴体が描かれ始めたそうです。
腕は胴体についていると気づいたんですね。
しっかりジブンの身体についてイメージできているようです。

表情は笑顔、手はお花を持っています。

4歳のお誕生日前には、絵の中に〝女の子らしさ〟なが~い髪の毛が表れ始めました。

顔と胴体はつながっていない。首でつながっているのだ!


『わたしのワンピース』という絵本に出てきそうなお花畑のワンピース!

手足が線で描かれています。
これから肉付きが表れるでしょう。


「線路、犬の頭と首(茶色)、身体(ピンク)、クッキー(黄土色)」

対象を真上から見た絵です。
画面にはまだ構図がなく、個々の形が画面を埋めるようにして羅列的に描かれる特徴があります。
形と形の相互関係は、まだ表現されていません。

「頭足人の時代」からいろいろな商品が並べられているような表現を「カタログ期」と呼び、
この時期を《羅列期》と総称するのだそう。


付け加えていうなら、子どもは決して関係のない事物をただ並べてい描いているのではなく、
表現しようとする内容には文脈(すじ道)があります。


夕焼け?の空に真っ赤な太陽。2次元世界の表現。

基底線は見られませんが、上空の太陽から「上だよ」という確認記号があり、画面空間表れのように見えます。


『とりわけこの時期(羅列期)において、子どもが絵に込めたお話に耳を傾け、
それをしっかり受け止めることが、
絵の内容を理解し、その思いに共感できるうえで大事であるだけではなく、
描画表現過程そのものの発達にとっても重要な役割を果たすことになります。』



参照: 『子どもの発達と描く活動』著 新見俊昌







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描画の変遷は認識や表現方法の変遷を表していて興味深いものです。

頭足人からの変遷で、胴体が出現しても腕はまだ頭からでていますね。
ほとんどの子どもはこのような変遷をたどるようです。
当方のブログのカテゴリー<幼児の絵>、そのなかの<頭足人ー絵画の天動説と地動説>や<おなかはどこ?>をご覧いただけたら幸いです。

それから「カタログ期」の解釈として、一つの画面に複数の視点(物の位置を規定する座標軸が多数ある)と考えられます。生活している3次元の世界を紙という2次元で表現しなければならない<工夫>でもあります。子どもは絵を描く時、紙の周りを移動している場合が多くあります。<子どもの絵画に思うこと>、<お客さんはどこ?>などもご覧いただけたら幸いです。

言葉を獲得しはじめた頃、単語を連発して一所懸命に伝えようとしている様子を連想します。単語と単語を組み合わせて(一定の文法の規約に従う)文章として伝えるのとは異なったものです。文章化するのと対応する絵画表現は一定の視点(座標軸)で画面を構成した絵画でしょう。

絵を見ているといろいろなことが思い浮かび、話がつきません。しかしそれを文字として、文章として伝えるのは、私にとって難しいことです。


  1. 2015/10/23(Fri) 20:51:24 |
  2. URL |
  3. m.k.masa #-
  4. [ 編集 ]

m.k.masaせんせい

コメントありがとうございます!

お母さんにこのじゆうがちょうを見せて頂けたことは、
とてもラッキーでした。
子どもを見る際、とても参考になります。

子どもの絵の見方を教えてくれたのは
m.k. masa先生です。
当教室のお母さんたちにもmasa先生のブログを
オススメしています。

  1. 2015/10/24(Sat) 13:06:11 |
  2. URL |
  3. ジェリー #-
  4. [ 編集 ]

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