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子どもはなぜあそぶの?


能動的におもちゃを選んであそぶようになりました。

プリズモコマは人気の高いおもちゃの一つです。
なかでもシルバーのパーツは、子どもたちにとって特別なようです。
正三角形の集合が正六角形になることに気づかせてくれます。


こちらは、下を走る列車の通過にタイミングを合わせて岩石?に見立てたペグを落石させようと仕組んでいるところ。
「数の箱」をこのようにあそぶとは、販売元の(米)メストネック博士も驚くことでしょう笑

お父さんに列車を走らせるように言い、上手く当てることができると「やった!」と言わんばかりに喜びます。

タイミングを外して、上手く当てられなかったときは、ペグの数を増やしたり、より傾斜をつけるなど創意工夫をして、目的を果たそうと頑張ります。

このように、子どもたちはコツコツ作った線路や町を壊すような行為をすることがよくあります。
大人には、「え~っ? せっかく作ったのに、壊しちゃうの?」って思うことも多々あるものですが、子どもたちは容赦ありません。



ここにあそびの意味があるように思います。
荒尾ルームのレオさんも記事にしておられましたが、子どもたちが成長すると安全基地から外へ向けて関心を示したり活動量も増し、
いろんなことを見たり聞いたり感じたりするようになります。
世の中が楽しいこと、嬉しいこと、思い通りになることばかりではないことにであったとき、
調整してくれるのがあそびの空間(時間・場所・ひと)であり、破壊的な行動や攻撃性を表しても
再び存在し続ける対象こそに安堵するという役割があるということなのだそうです。


コマが回ると見え方が変わります。
その様子を真上からジッと見つめる二人・・。



難しい二重パズルにも挑戦し、できたことが嬉しくてお母さんに見てもらおうと立ち上がります。


このとき、落石の仕掛けに夢中になっていたコに
『子供の科学』という雑誌に載っていた「虹色スコープ」を作る工作に誘ってみました。
セロハンや段ボールを使った秘密基地作りや光を通す積木に懐中電灯を当てて壁に投影することが好きなコですから、きっと好きだろうと思われたからです。

ところが、完成したものの雑誌に載っていたような結果は得られませんでした。
なぜ??
このとき本気で問題に取り組んだのは、なんとわたしでした😝(ゴメンナサイ!)


おかしいなーとアレコレ調整している大人を尻目に、二人は「魔法のコマ」というコマが回っている間にどの絵柄かを当てるゲームに興じていました。


ほんとうは子どもの興味がなくなった時点で、潔くわたしも引っ込めなければならなかったでしょうが、どうしても引っ込みがつきませんでした。
結果、二人が関わってあそべていたのでヨカッタです😅
ちなみに、問題は部屋が明るかったことだと判明しました!





「ブリッジできるよ!」

こんなこともできるようになるんですね~!



備わった能力を試したい!発揮したい!と願っている子どもたちは、健康な子どもです。


その反対にあそべない子どもは「心配な子ども」と言い換えることができます。


















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コメント

こんにちわ

ジェリーさんのこのブログの縁で、最近、ジジさんとお話しする機会があり、啓発されております。

さて
<このように、子どもたちはコツコツ作った線路や町を壊すような行為をすることがよくあります。
大人には、「え~っ? せっかく作ったのに、壊しちゃうの?」って思うことも多々あるものですが、子どもたちは容赦ありません。>

子ども達は作るのも壊すのも好きですね。
ひょっとしたら、大人もそうかもしれません。
下世話な話しかもしれませんが、芸能人の話題で、<ハッピーなこと>より<破局した等のこと>の方が多く話題になっているように思いますが。

食材を加工して料理を作る、布を裁断し縫い合わせて衣服を作る、木材など建材を加工し組み合わせて建物を造る・・・それらの行為では<あまり秩序だった状態ではないことから秩序だった状態へ>と変化させています。それらの変化をもたらすにはエネルギーを注入しなければなりません。エネルギーを注入しなければ、変化は生じません。
また衣服でも建物でも、完成してそのままほっておいたら(手入れをしない=エネルギーを注入しない)次第に壊れていくでしょう(元の秩序のない状態へ)。

エネルギーを注入しつずけなければ、秩序だったことを維持できない。それは労力のいる、精神的にも<しんどい>ことなのではないでしょうか。
無意識に、無秩序な状態への<回帰>みたいなことがあるように思うのです。

自然界を記述する物理法則の一つに「エントロピー」に関するものがあります。エントロピーは状態のランダムさを示す指標です。系にエネルギーを注入しなければ、その系のエントロピーは増大する。といった内容でしょうか。つまり秩序だった状態を維持するにはエネルギーを注入し続けなければならない、ほっとおいたら、無秩序な状態になる。

人間も自然界の一部の存在ですから、エントロピーの法則に支配されているのでしょうね。
芸能人の<ハッピーなこと>より<破局した等のこと>のほうに関心がいくのも、自然界支配の法則のなせることかも。
子どもがせっかく作った<町>を破壊してしまうことも。

半分妄想のようなお話で、恐縮です。

m.k. masaさま


とても興味深いコメントをありがとうございます。


秩序だった状態を維持するにはエネルギーを注入し続けなければならない

なるほど〜と思いました。
エネルギーを注ぎ続けることが、そこに価値のあるものを生みだす源となるということですね。
新しいものを生みだしたり、加工したり、改良を重ねたり・・
ちょうど今、収穫後の綿をして糸にしているところです。
私たちの先人は、この綿の実をそのままにしておかず、よくぞ糸にすることを思いついたものだとお母さんたちと関心しきりです。

「建設」や「構築」の対義語が「破壊」「撤去」ですが、真反対だけど、この間に密接な関係があるように思いました。
破壊は建設の一歩と捉えることができます。

子どもの破壊活動をまた別の視点で見ることができそうです!ありがとうございました。

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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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