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鉛筆の持ち方がぎこちないのは大丈夫?



幼児にとって描画あそびは欠くことのできない大切なあそびの一つであることは言うまでもありません。

描く線から多くのことを伝え、教えてくれます。


幼児期後期になると、日常生活の中に記号があることを知り、ひらがなや数字を見て「なんてかいてあるの?」と尋ねるようになったり、模倣することが増えてきます。


かつて4歳の長女に、便箋に”字もどき”をびっしり書いたノートを手渡され「これは何なの?」と聞くと、「ボシテチョウ」と答えたこと思い出します笑(そのときわたしは第二子を妊娠中でした)




前置きが長くなりましたが、
基本的に幼児期の頃の鉛筆の握り方を無理に修正する必要はないと思っています。

しかし、「三指持ち」を獲得する幼児期後期に頻繁に鉛筆を持つことが増えた場合に、握り込んで支持していたり、先から遠く離れた所を支持して手の腹が机から浮いているような場合は、注意してみる必要があります。


まず、握り込む場合は手に過剰な力が入り、筆圧が強くなります。鉛筆の芯も折れやすく、疲労度も高くなります。

反対に、先から遠く離れたところを持つ場合は、腹が付いてない分安定しませんから、筆圧も弱くなります。書きたい場所に収まらず、思い通りに書けないことに苛立つことも起こり得るでしょう。

一度獲得した持ち方を修正するには、子どもにとっては大変なエネルギーを必要としますし、

書いている指の感覚から覚えるともいわれていますから、親指・人差し指・中指の三点で支持できることが大切です。



原因は子どもたちの筋緊張の低さや、「鉛筆を当てている」という固有感覚の感じ取りにくさなどいくつかあるようですが、


対策としては、理由を並べて言って聞かすより、
子どもたちの使う道具側を調整してあげるのがより効果的です。


リボンクラブで使用しているものですが、

写真は上から、
STABIRO社(右手用)、LYRA社グルーブ鉛筆、LYRA社スーパーファルビー色鉛筆、クツワ社プニュグリップ

三角鉛筆で太いものを使用しています。
三角は自然と三点支持を促してくれますが、くぼみがあるとよりフィット感が増します。
人間工学的に効率の良い形なんだそうです。

下のグリップは一般的な鉛筆に付けるためのホルダーで、トンボやコクヨといった文具メーカーからも販売されています。


いずれも筆圧の弱い幼児やお年寄り、ハンディーをお持ちの方まで使いやすいものだと思います。




その他にも、座位が安定するよう
床に足がついたり、机に肘が置ける高さになるよう机か椅子の高さを調整したり、

椅子にエアークッションを敷いて姿勢が保持しやすくなるような対策を講じることができます。


(参照: 京都府作業療法士 特別支援教育OTチーム資料より)


お子さんの書く様子にアレ?と感じたら、試してみてくださいね!




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プロフィール

ジェリー

Author:ジェリー
自身の子育て中、夫の赴任先の熊本県で【あそびのアトリエリボンクラブ】に出会う。赤ちゃんの発達やあそびの重要性と赤ちゃんとモノ・ヒトの関わりに興味を持つ。【あそびの心理研究所】所属。あそびのアトリエ開設講座を受講。赤ちゃん学会会員。
2013年大阪池田ルームを開設。2019年大阪枚方市に場所を移し、ひらかたルームに名称変更。22歳・19歳・13歳の子どもの母。

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